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発掘日記011

玖月拾弐日
風が吹けば涼しいが、たまにしか吹かないので暑い。
雲も少なく快晴。



昨日の残りの柱穴を2つ掘ったあとは、遺跡の真ん中を縦に貫く形である溝状の遺構の「トレンチ」をあける作業に移りました。

トレンチとは、試掘溝のことで、遺構に直角に15cmくらいの幅で掘るんです。
遺構の状態、土層の状態を見るために掘るのです。

詳しくはググって。

今回の溝状の遺構には、5mおきくらいにトレンチを掘るみたいです。

トレンチからも遺物が出てくるので楽しいですね。


この遺構、幅は広いところで50cmくらいあるくせに案外浅いので掘りやすいです。


最後に掘ったトレンチから薬瓶のような小さい「ガラス瓶」の底が見つかりました。
中世には無いはずの、新しいもの。
近世まで溝が使われていたことを意味するのでしょう。

中世に既にガラス瓶が…なんて仮説はナンセンスですねw
オーパーツかΣ


これ、暗渠なのかなぁ…
だとしたらガッカリ…

  by D_sus4 | 2007-09-12 19:47 | バイト

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